最終更新日 2023年9月1日
2023年８月に入ってAlibre Designの最新バージョンが出ました。いろいろとバグや新しい機能が付いたので色々みてみたいと思います。
新しい機能とは？
Alibre Toolbox： Excelによるコンポーネントライブラリ
データをエクセル上で部品管理ができ、ネジやワッシャーの管理がしやすくなりました。しかし、JISはV２８以降との事なので、まだ待つしかありません。この機能ができる事によりネジを瞬時に大きさ長さを設定する事に組み付けが可能となります。これは便利ですね。
アセンブリツリーで部品をグループ化＆再配置
アセンブリ上でパーツやサブアセンブリを今まで移動やグループにできませんでしたが、今回から階層を上げたり、下げたり、ボルト等を一つのグループにまとめるなどの操作ができるようになりました。
Space Mouseとの連動方法を変更
メーカーサイトから
Space MouseとAlibre製品の連動方法を変更：デフォルトの速度がより使いやすくなりました。メニューエディターでビューを設定できるようになりました。ノブの右側にあるビューボタンを再プログラムできるようになりました。と書いてあるのですが、今の所どのように設定したらプログラムができるのかが不明です。
いままで×５倍拡大、縮小の設定が使えていたのですが、別の名前Quick Zoom InとQuick Zoom Outに変更されていました。しかし、設定しても全く反応しなくなりました。恐らくバグなのか、非対応なのかもしれません。
SpaceMouseのバグなのかAlibre Designのバグなのかが不明なので、早く対応してもらえる事を願うばかりです。
インポート形式バージョンの更新
Solidworks： 2023まで
Inventor： 2024まで
Pro/Engineer 19. 0 ～ Creo 10.0
Catia v5: V5_6R2023まで
Solid Edge：1～20, ST1～ST10, 2019～2023
NX: UG11～UG18, UG NX, NX5～NX12, NX1847～NX2212
Rhino 4～7
いろいろとバージョンがあがっているので、助かります。
その他にもバグ等が改善されているので、いろいろと試してみたいと思います。しかし、いつものことながらバージョンが上がったとして、バグを修正しましたと言われても別のバグが発生している可能性もありますので、注意が必要です。