最終更新日 2023年9月16日
マウスが登場してからコンピュータには必須になったツールです。現在市場をみてみると多彩なマウスが存在します。その中で3DCADを操作するのに一番良いマウスがなにかという着目点から考えてみます。
マウスの有線・無線(ワイヤレス)の違いとは?
マウスの有線式はUSBなどの端子にケーブルをつなげて使用をします。今のUSBは昔みたいに適切なドライバをインストール必要もなく、自動で認識しすぐに使用ができる状態になります。
通信の速度も安定しており、タイムラグもなく適切な指の動きに合わせて動作してくれるので、ストレスはありません。ただ、ケーブルがどうしても邪魔になる事がありバッグに入れて持ち運ぶ時などの時は、かさばってしまう事もあります。
さらにコードの摩耗による耐久性に問題があり、長期間使用しているとケーブルの被膜がむき出しになってしまう事もあります。
対照的に無線(ワイヤレス)タイプはケーブルが無い分持ち運びがとても楽です。コードも常時接続させる必要がなく、摩耗もしません。
しかし、無線なので物によってはマウスの反応のタイムラグが生じる事があります。そして電池やバッテリーで動いているので充電が切れれば充電の必要性が出てきます。そして一番の問題はバッテリーを内蔵している分重さが重くなる事があげられます。
トラックボールか通常のマウスのどっち?
マウスの動かし方の違いで通常のマウスとトラックボールが存在します。トラックボールとは手首でカーソルを動かすのではなく、親指で動かすのが特徴です。
手首を動かす必要がなくなるので、長時間動かす場合は手首の負担を軽減する事が出来ます。しかし、代わりに親指を動かす事になるので、手首は解放されたとしても、親指に負担が回る事によって人によっては辛いと感じる事もあります。
まずは自分の手にフィットしているかが重要となります。価格も安いものでであれば安価な物もありますが、機械設計を行う事を考えれば1万円以上するものの方が安心感はあります。
今のマウスが合わない場合は検討してみる価値はあるかと思います。私の場合は慣れようとしましたが、うまくいきませんでした。

3DCADの機械設計にあうマウスとは?
3DCADで使用するマウスを選ぶときは迷うかと思います。私がお勧めするマウスはゲーム用のマウスです。通称ゲーミングマウスと呼びますが、なぜこれがおすすめなのでしょうかといいますと下記の通りとなります。
- DPIセンサー性能が良い
DPIセンサー性能が良いとはわずかなマウスの動きでも、ディスプレイ上では多くの動きになる事です。これはマウスを動かす距離が短く済み手首の負担を軽減させます。
- トラッキング速度が高い
トラッキング速度とは、マウスを早く動かしても正確にディスプレイに反映させる事を言います。素早く動かしてもディスプレイの反応が適切に動いてくれなければストレスの元です。
- リフトオフディスタンスが短い
リフトオフディスタンスが短ければ、マウスが浮いた時にポインターが予期せぬ動きを防ぐことになります。
- 高い耐久性
メーカによりますが、通常のマウスよりもボタンの耐久性が高いと言われています。それでも私の場合は今まで3台壊してきました。
- ボタンのカスタムの多さ
ボタンのカスタムができる事により、コピー、ペーストやDeleteやEnterなどのボタンをマウスの方で操作できるようになります。さらにショートカットキーを設定することにより機械設計の作成時間を削減する事が可能となります。
ここ最近新しいマウスに変えました。
日々マウスを使用していると、ボタンの負担から接触不良になってしまい、故障してしまいました。なのでこの機会に新品のマウスを購入しました。何を購入したかはロジクールのゲーミングマウスにしました。
使用した感想
ロジクールのG502のワイヤレスタイプを購入しましたが、反応速度も早くとても快適に使用できています。ただ親指付近のボタンが近く、予期せぬ時に押してしまうので、そこのボタンのみ何も設定しないようにしました。
専用のソフトウェアもバージョンがあがり、設定が細かくできるようになりました。全体的に操作性があがり楽になりました。