CADを行う体の負担軽減化

マウスパッド

最終更新日 2023年8月11日

デスクワークを1日行うと体もいろいろと負担がかかります。機械設計の作業をしていると、椅子に座ってマウスを動かし、手首が摩擦で赤くなってくることもあります。

ひどい方は同じ部分が擦れるので慢性的なタコになる人もいます。パソコンショップには体の負担を軽減する商品がたくさん販売されているので、紹介したいとおもいます。

体のどこが痛くなる?

まず真っ先に感じるのがマウスを使う部分の手です。機械設計上、やはり一番運動量が多く、特に手首に負担がかかるため苦労している方も少なくないかと思われます。機械設計で3DCADを使用していると、どうしてもモデリングの回転など、動きが激しくなるので、まずはここを解決すればかなり楽になるかと思います。

どのようにマウス作業を負担を解決する?

まずはお勧めしたいのがマウスパッドの検討です。マウスパッドを言えば昔はマウスのロール、光学のセンサーがうまく認識するために使用していましたが、現在では疲労軽減の商品が多々出ています。

例えば低反発ポリウレタンやジェルをいれて手首のサポートをする商品が多く存在します。中には福祉関係の座面素材を使用している物もあります。ではこれらの商品で機械設計のマウス操作負担を軽減できるのかと申しあげますと、効果てき面に効果を発揮できます。

私もこれらのマウスパッドを3DCAD操作時に使用していますが、手首辺りの負担がかなり楽になりました。使用しているとだんだんとへたってきますので、その時には交換が必要ですが、設計の時には手放せない物となっています。

マウス

目の疲れにはどうすれば?

マウス以外に良く使う部分としては目となります。長時間椅子に座ってコンピュータモニタをみて機械設計を行うと、どうしても目に負担となります。

ではどのようにすれば良いのか?やはりディスプレイを適正な角度や、距離に置くことが重要です。私も目が疲れるなと思っていろいろと距離や角度を調節してみたら、かなり目の負担が減りました。あとはモニターの明るさの調整が重要となります。

忘れがちなのですが、部屋の明るさが昼と夜で違うのでしたら明るさを調整する事をお勧めします。スマホみたいに自動で明るさ調整をしてくれれば良いのですが、ほぼマニュアルで設定する必要があるので試してみてください。

ブルーライトカット商品も目に良いとよく聞きますが、科学的に意見が分かれているので今の時点ではあまり気にしなくても良いのかと思います。

人間の体は個人で差が出てきます。足が長い人、肩幅が広い人など男女でも個体差がでます。デスクワークで使用するツールも、自分にあった道具を選択するこのにより負担は軽減できるかと思います。まずはいろいろ試してみて自分にあうスタイルを見出しましょう。

キーボードで手が痛くならないためには

マウスに匹敵するほど使用するのがキーボードですが、多くの文字を打ち込んでいるとテーブルに摩擦が起こり赤くなる事があります。そのまま放置すると、マメができたり悪化する事があるので、対策が必要となります。私の場合はキーボード手間にジェルのクッションを敷きテーブルと手首の摩擦を軽減しています。

これが無かった時は大変でしたが、ジェルの効果で、摩擦が起こらなくなりマメ等が起こらなくなりました。

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