4Kディスプレイとは?

4Kディスプレイ

最終更新日 2023年8月7日

最近はテレビでも4Kと言うキーワードをよく聞くようになりました。しかし、4Kとは何なのかわからない方もいらっしゃるかと思います。簡単に言えば解像度が高いディスプレイとなります。3840×2160の解像度が4Kの特徴と言えます。解像度が高いと1画面でCADとPDF画面を同時表示しても細かい文字等がよく見えます。しかし、機械設計のパーツ点数の多い3DCADを開いて動かす場合、最悪全く動かなくなります。設備装置の大きさが大きくなればなるほど、ディスプレイが大きいと助けになります。

仕事で使うモニターで良いのは?

モニターで機能やデザインも大事ですが、やはり故障が少ないモニターを選びたいものです。仕事で使用する場合は1日に長時間電源をつけっぱなしにします。長時間使用する事により、機器にも負荷がかかり故障するリスクは増えるかと思います。でも実際どのメーカーを選択すれば良いのかと言うここが良いとは断言ができません。なぜならば機械なので故障する時は故障すると言う事です。私の場合の判断としてはメーカーの保証が長い、実際に購入した人の口コミを参考にします。そこからある程度メーカーを絞って、性能、機能の選定に入ります。

通常の家庭用であればあまり気にしないパネルの種類が重要となります。IPSパネル、VAパネル、TNパネル、OLEDパネルなど、近年いろんな種類が出てきました。やはり機械設計3DCADで使用するにはIPS方式がおすすめとなります。応答速度は遅めですが、ゲームをやるわけではないので、問題ないかと思われます。色やコントラストは安定しているので、よく見える事になります。ですが、その反面コストは高くなりますので安価な物をお探しなら別の物をお勧めします。

画面

4Kモニタを使う時に注意?

4Kディスプレイの解像度が高くなれば、高くなるほどグラフィックボードに負担がかかるので、注意が必要です。昔、購入した4Kディスプレイに接続した時にマウスでモデルを回転した時に飛び飛びに表示される現象が起こりました。いろいろ調査してみるとグラフィックボードの性能を超えていました。NVIDIAのQuadroでもダメなのかと諦めていました。しかし設定で調整ができる事がわかり試してみたら問題なく動かす事ができました。今までの設定では、動画のパフォーマンスが一番良い設定になっており、その文グラフィックボードに負担が大きくなる設定でした。機械設計を行う場合は、そこの部分をCAD用に設定して改善しました。

ディスプレイの大きさは?

4kディスプレイだとディスプレイの大きさを大きくしても綺麗に表示がされるのでは、と思ってる方も多いかと思います。確かにディスプレイが大きくても4kならば綺麗に表示されます。しかしテレビなら距離をとって見るので問題がないかと思いますが、パソコンのディスプレイは1m以内の距離から見るので、あまりにも大きなサイズのディスプレイになると、目で追えず首を振ってディスプレイを見る事になってしまいます。こうなってしまっては楽になるどころか、逆に疲労が溜まってしまいます。

では、どのくらいのディスプレイサイズが良いのでしょうか?経験上24インチのディスプレイが一番閲覧しやすかったです。それ以上だと大きすぎて見づらさを感じました。逆に小さいと小さいなと感じました。個人差はあるかと思いますが、これぐらいの大きさで選定すると問題ないかと思います。