機械設計で使用しているパソコンのトラブル

機械設計のパソコン

最終更新日 2023年9月23日

機械設計で使用するパソコンは、どうしても長時間使用することから故障のリスクが伴います。ではパソコンを故障のリスクからどう守るか、考えてみたいと思います。

パソコンのメンテナンスはこまめに!

パソコンの大敵と言えば埃や汚れです。パソコンの中は冷却のためファンが休み無く動いています。そのため空気中の埃も自然とパソコンの中にたまってしまいます。さらにパソコンは静電気の発生の元なので、さらに埃をかき集めてしまいます。よくよく考えてみればパソコン自身が埃を集めている掃除機なのかもしれません。

埃はトラブルの元なので、カバーを外してエアブローなどで掃除をするのがベストだと思われます。しかし注意すべき点はパソコンのカバーを外して、触ってはいけない箇所を触ってしまうとさらなるトラブルになるので注意が必要です。自信がない場合は専門の業者に任せるのが安全かと思われます。

コンピュータウイルスのリスク

コンピュータウイルス

パソコンの天敵といえばコンピュータウイルスが存在します。最近のニュースではウイルスに感染するとデータが暗号化され、全く操作ができない状態に陥る事も多々あります。感染ルートは様々ですので、感染しないための対応が必要かと思われます。

コンピュータウイルスの対策とは

コンピュータに少し知識があると自身がある人でも、コンピュータウイルスを100%防ぐ事は難しいかと思われます。ではどのように対策をすれば良いのでしょうか。

1番効果がありそうなのは市販されているセキュリティソフトです。無料の物から有料のソフトウェアがあり、コンピュータウイルスを検知、排除してくれるソフトウェアとなります。

無料のセキュリティソフトもありますが、広告が入ったりコンピュータウイルスのプログラムが古く、新しいウイルスに未対応になる事もあります。

変わって有料版になると、ファイヤーウォール、スパムなどのメール検知、フィッシングなどの対応などいろいろな機能が付いているのが特徴となります。

無料でもある程度は問題ないかと思いますので、パソコンの中にインストールをしておくことをお勧めします。

ランサムウェアとは

ランサムウェアの被害としては下記が代表例となります。

  • ファイルが暗号化されて開けなくなる
  • 端末が動かせない
  • パソコン内の情報が流出する

ランサムウェアに一度かかってしまうと自分のパソコンなのに全く操作ができず、今までのデータが一切使用できなくなってしまう事です。

感染ルートは主にメール添付されているファイルを開いてしまったり、端末の弱点をついてくる場合があるみたいです。対策としてはOS、ソフトのデータを随時新しくするほか、怪しいメールなどの添付ファイルは開かない事が重要かと思います。そして一番重要な事は大事なデータは別のハードウェアにバックアップを取っておく事です。ただし、随時接続しておくのではなく、必要な時に接続してバックアップをとり、バックアップが終わったら外しておくことが重要です。そうしなければバックアップした方も暗号化されてしまう可能性があるからです。

メンテナンスを行う前には必ずバックアップを

メンテナンスを行うまえには必ずバックアップをしておきましょう。作業中に思わぬミスによって大切なデータを無くさないためにも、バックアップは大切な作業です。機械設計を行ったデータが全て無くなってしまう可能性があるので、重要だと思います。